過払い金

 

過払い金を請求することは、借りている側にとってはお金が戻ってくるので有り難いことです。

しかし貸金業者からすれば支払いが増えているということになるので、業績が悪化し、経営不振となることも多かったようです。

その結果、多くの貸金業者は倒産してしまう場合や、他社と合併や吸収をするという形になったそうです。

もちろん、すぐに過払い金の処理を行えるが一番良いのですが、着手する前に倒産などをしてしまったという場合もあると思います。

このような場合、過払い金請求は可能なのでしょうか。

 

ポイントとなるのは、その会社が倒産したかどうかというところです。

例えば、単純に会社から会社へ債権譲渡が行われたとします。

この場合には、新しい会社が前の会社と同じだけの権利等を持っていることになりますので、同じく過払い金請求をすれば問題ありません。

返済が終わっていない場合は、当然ながらこの新しい会社から督促等が行われます。

 

問題になるのは、「会社が倒産して」別の会社に債権譲渡が行われた場合です。

この場合、過払い金を請求することはできなくなってしまいます。

これは「過払い金は継承されない」と定められていることが理由です。

賃金業者に限らずですが、会社はいつ何が起こるか分かりません。

過払い金に関しては時効まで10年の猶予があるとは思わず、倒産してしまうということも視野に入れて、早め早めに行動した方が良いと言えるでしょう。

 

また、契約内容や状況によっては、倒産後にも過払い請求を違う形で行うことが可能になるようです。

個人の範囲ではどうしても対応がしきれない、正しい対応方法が分からないという時には専門家に相談するのが一番安全だと言えるでしょう。